「不幸という名の試験」

 

以前よく読んでいた本の中に小林正観さんの著書が多くあります。

今でもたまに読み返したりするのですが、やはり面白くハッと気がついたり、やっぱり相当影響を受けてるなっと思います。

せっかくいい話が多いので、ブログに書き残しておこうかなっと思います。

まあ、ブログを書き始めたのは2004年ごろだと思いますが、20年経ってまた小林正観さんの記事を書くとは思ってもいませでしたね。ただ「いいものはいい」ではないですが、何かの気づきになるのかもしれませんね。

「不幸という名の試験」がやってくるとき

 一見、理不尽で不幸な現象が起きたときに、そのことについて、「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」を言うか、言わないかが問われています。

「嫌いな人や現象というものはない。決めているのは全部自分だ」ということに気がついて、何があっても一喜一憂しない。

 そして、どんなことがあっても、ニコニコできる人格者になると、人格者になったがゆえに問われる「お試しの現象」が起きます。

 それを笑顔で乗り越えると、人格上の「中学校卒業レベル」です。そして、その何年か後に、今度はそれよりももっと大きな「高校卒業試験レベル」の「不幸」と呼ばれる現象が起きます。

人間の心の「9つのレベル」

 人間の心には、9つのレベルが存在します。

 1. 一般的に多くの人が嬉しい、楽しいと思う現象について、「喜ぶ」ことができる
 2. 一般的に多くの人が嬉しい、楽しいと思う現象について、「幸せ」を感じる
 3. 一般的に多くの人が嬉しい、楽しいと思う現象について、「感謝」ができる

 ここまでは「初級」です。

 4. 一般的に多くの人が当たり前と思うことについて、「喜ぶ」ことができる
 5. 一般的に多くの人が当たり前と思うことについて、「幸せ」を感じる
 6. 一般的に多くの人が当たり前と思うことについて、「感謝」できる

 ここまでが「中級」です。

 7. 一般的に多くの人が不幸と思うことについて、「喜ぶ」ことができる
 8. 一般的に多くの人が不幸と思うことについて、「幸せ」を感じる
 9. 一般的に多くの人が不幸と思うことについて、「感謝」ができる

 これが「上級」です。

 このように、初級、中級、上級の各段階の中に、さらにそれぞれ3つの段階が存在します。そして、レベルが上がるときに、「お試しの現象(事件)」が起こるようになっているようです。

 給料が払われない、配偶者や子どもが言うことを聞かない、自分の体調も悪い、睡眠も足りていない、というような、100人中99人がイライラしてしまうようなときに、ニコニコしていられるかどうかが、問われています。

「この状態でもニコニコできますか?」と、宇宙が現象を降らせてくるらしい。何度かそのような試験を経て、大学卒業レベルの試験に「合格」すると、もう来ません。

 もし人生の中で、普通であれば「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」を言ってしまうような出来事が起こったら、「来た!」と思ってください。

「ついに私も、試験を受けるところまで、人格の修練を積んできたのだな」と……。

 その試験に「合格」すると、自分にとって楽しい出来事が起きはじめるようになっているようです。

書いていてやっぱり面白い!

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