誰が言ったか忘れましたが、こんなことを思い出しました。
手が機械と違っているのは、心と繋がっているからだ。
手はただ動くのではなく、いつも奥に心が控えていて・・・
働きに悦びを与えたりまた道徳を守らせたりする。
手仕事とは心の仕事に他ならない」と・・・
アメリカの大学での研究によると、
手が温まっている人は、冷えている人に比べて、
他人に対して優しくなると言います。
例えば、ホットコーヒーのカップを持った人は、
アイスの人より他人を好意的に評価する傾向が見られたそうです。
温湿布と冷湿布でも似た傾向が現れたといいます。
やはり手の奧には心が控えているのか、
手の温もりは無意識のうちに心に結びついているようですね。
よくデザインの世界では、
「作り手が気持や命を、思いやりの形に変えたモノがデザイン」といいますから、やはり繋がっています。
ヘアスタイルもまったく一緒です。
「思いやり」や「愛」がないと「手入れのしやすい」髪型など出来ません。
まして美しい髪なんて、絶対に出来ません。
暖かい手のぬくもりこれからの寒い日には、
暖かいカップを両手でそっと包むようにカットしていきます。
そういえば・・・
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ 俵万智
なんて言葉もありました。
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