季節を感じて

 最近、空を見ましたか? 
 
暑い頃は近くに感じていた空が、遠くなると秋を感じはじめ 
 
山々は黄色、赤へと変化していく。 
 
やがて空気が鼻にツンと感じると同時に身震いする冬の訪れとなる。 
 
冬の夜空は星が鮮やかに存在感を出している。 
季節感というのは、人それぞれのとらえ方があり、冬を寂しく感じる人もいれば 
ワクワクするという人もいる。 
 
やがて澄み切った空に春の日差しを感じる頃、吹く風にほっわと暖かさを覚える。 
黄色からピンクに変わった田んぼには、レンゲが一面にじゅうたんのように広がる。 
「そろそろ春色のリップにしようかな」「春色に着替えないと・・・」気持ちが動かされてくる。 
そう春の到来です。 
 
私達が住む日本には四季がある。四季を肌で感じ、目で見届ける。 
四季折々の行事があり、コンスタントにスケジュールされる中で動いている。 
こんなに幸せな環境の中で、あなたは最近、何を感じましたか? 
心に感じる、心を動かすのが感動であれば、その感じる(着信する)アンテナが 
小さい、大きいによって、 
それをとらえて表現する感受性が違ってくるのかもしれない。 
 
 
デジタル化が進み、口での会話から文字での会話になり、 
感情豊かに表現することや、表情で表すこと・・・ 
                                     
 
 つまり心からの会話がなくなったせいか、世の中は寂しく、残念な事件が、 
 特にデジタルが得意な若年層に多くなっている気がする、 
 「ありがとう」という感謝を表すことすら、メールで終わらせていないだろうか。 
 私たちの業界では感性を磨こうと映画や絵画を見に行くことも必要と言われる。 
 ただそれを感じて、心を動かし、表現できなければ満足感だけで終わり、 
 もしかしたらお金の無駄なのかもしれない。 
 
 
四季にまつわる行事や、空、花、空気・・・そんな身近なところにもアンテナをはり、 
忙しく時間が過ぎる今の時代だからこそアナログな暖かなメッセージを送れた 
らいい、と思っています。 
この小さなつぶやきが皆様に届く頃にはおそらく秋の兆しを感じる頃でしょう。 

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