僕が18歳の時生まれて初めて心を震わせた詩と出会った。
青いお空の底深く
海の小石のそのように
夜がくるまで沈んでる
昼のお星は目に見えぬ
見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ
散ってすがれたタンポポの
瓦の隙にだぁまって
春の来るまで隠れてる
強いその根は目に見えぬ
見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ
金子みすゞ『星とタンポポ』。この詩に出会い僕の中の何かが変わった。
まだ、今のようにインターネットが盛んでない時代に、テレビで知った『金子みすゞ』 。
生まれて初めて彼女の本を心から欲しいと思った…
彼女が生きた町へ何度も何度も通った…
彼女の短い生涯の中で綴られた詩は読む度に心を温かくしてくれた。
純粋な想いは人の心を動かせる。
人は時として、このタイミングで?という出会いをする。
それは往々に運命や人生を変える。
あなたにはそんな出会いがありますか?
さぁ今日も『感じて動く』感動の一日を!
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