図形の「ひし形」よく髪型を作るときに出てきます。
男性のショートヘアには少しわかりにくいかもしれませんが、
男女に通じる理論です。
でも頭をひし形と思ってイメージしてみると
良くわかってくると思います。
男性の方も参考にしてくださいね~♪
さっそく自分の顔と頭を1 つのひし形にイメージしてみてください。
できましたか~
そして、このひし形の上の2辺が短くなるとソフトな感じ
これは、ウエートが移動する事で起きてくる現象です。
さてこれを、ヘアースタイルに当てはめてみましょう。
「かわいい」という印象。
結構みなさんの好みは違うと思うのですが、この違いを
あるルールで統一できるのです。
それが、「造形心理学」なのです。
とはいっても、理論上の話なので、それがすべてではありません。
話がそれましたが、「かわいい」というイメージのキーワードは
「冷たい」よりは「暖かい」ですよね。そして「重い」よりは
フワフワとした「軽い」感じでソフトなイメージが涌きませんか?
さて、形を当てはめてみましょう。
少しひし形はヨコ広がりで、ウエートは少し上にある(上の2辺が短い)
感じのひし形の形になります。
そうするとヘアースタイルのシルエットに丸みが出て軽さのある印象が出来上がります。
このシルエットからは、冷たい感じよりは、キュートなカワイイらしさが作りやすくなります。
よく雑誌にひし形にヘアースタイルを近づけようというのは、このような理屈から来ているのです。
なんでもかんでもひし形ではないのですが、少しウエートの位置を調整しますと、ヘアーは印象が、かなり違ってくるのですよ~
まあ、カットラインでそのあたりは、調整するのですが、最近のパーマの復活には、女性がかわいく見せたいという内面からの要求が一気に出てきた感じもしています。
ストレートヘアーではどうしても「暖かい」感じが出しにくい面がありますから、モテ髪ってふわカールで動いているスタイルがほとんどですよね・・・
「ひしがた」で作るかわいさの話をしましたがかわいさの感じ方は人それぞれ違います。美容師の僕が、かわいいと思うスタイルと、あなたのかわいいと思うスタイルは、違ってくると思います。
プロの中でも人それぞれです。
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