目から入ってくる、形の情報で暖かいとか冷たいとかを
判断しているんですね。わかりやすく、「線」で説明しますよ。
御存知の通り、線には大きく分けて「直線」「曲線」がありますよね。
この直線、曲線を暖かいとか冷たいとかに、分けるとしたら、
前でも説明しましたが、「直線」=冷たい「曲線」=暖かいと分けると思います。
これってなぜ?
物を見ると、必ず動くものがあります。
そう「目」です。
眼球運動といいますよね。
目はとびでた「脳」とも言われますが、情報を直接伝えてくれます。
昔から「目は口ほどに物を言う」といいますが、
目で感情を伝えら得るのは、おそらく人間だけでしょう。
まあ中には、犬の目を見て感情を察する方もいますが(笑)
この目の動きが、物のイメージを決定付けるのです。
見て、暖かいか冷たいかを判断している。
物を触ることなく判断できているんですね。
そう思うと、人間ってすごいとおもいません?
右から左でも上から下でもまっすぐ目が動きますと
あ、冷たい感じ
逆に波打つように動けば
あ、暖かい感じと捉えるのですね~
どうしてこの眼球運動が、イメージを決定できるのでしょうか。
少し前、僕らの御先祖からずーっと引き継いだものがあるという事を書きました。記憶の蓄積をベースに「イメージの記憶=比較=区分け」のプロセスを使って判断しています。
さあ、それでは、何かを見たときに、目がまっすぐ動くものってなんでしょうか?
例えばナイフやコンクリートの壁。共通して冷たいイメージだと思います。
次に目が波打つものはなんでしょうか?
ん~燃えいてる火とかお母さんの体の輪郭などイメージとしては暖かい、イメージがわきますよね。
冷たいものは、硬いもので作られている場合が多いし
暖かいものはやわらかい物で、出来ていることが多くなっています。
これが形の区分けのカラクリです。
さらに、曲線は、波状です。触るとボコボコしています。
この波状が、細かくなったものを触るとザラザラしていますよね。
これに対して、直線で出来ているものはツルツルしていますね。
あれ、前、話しましたね、
暖かいものに共通するのは暖色やざらざら感。
冷たいものには寒色とつるっとした感じ。
ほら、やっぱりつながっています。
コメント