自分にも経験があるけど、深夜ラジオのパーソナリティの言葉って、意外と子供たちの心に届くと思う。
これは有名人がやっているというのもある。
「影響力のある人」って、自分から決めていたりするし、「好き嫌いで物事を考える」のが子供だと思うし、大人になってもそれは続くしね・・・
とにかく、一つの言葉で一人の人生が変わっていくことだってあると思うので、大人は身勝手な言葉はなるべくしゃべらない方が賢明だと感じていますね。
では今日の本題を。この人のファンは本当に熱烈に長くファンを続けていくのは、こんな言葉をしっかり伝えることができるからだと思いました。
「私、世界で1番のブスです」
いじめられている中学生からの葉書に対する
中島みゆきの言葉
中島みゆきのオールナイトニッポンでは
番組の最後にリスナーから寄せられた葉書を読むコーナーがあります。
その中で多くのリスナーの心に残っている1枚の葉書がありました。
ペンネーム「生きるのって辛いね」という
女の子から寄せられた葉書の内容は
「わたし、世界で一番のブスです。
誰がみたってブスです。自分でもわかっています。」
という言葉から始まります。
中学3年生でブスが原因でいじめられ、
死にたいと思ったこともあるという彼女は辛く苦しい思いと吐露し
「みゆきさん、こんなわたしでも
生きてて良かったと思うことありますよね。
堂々と人前歩けるようになる日、きますよね。
その日を夢見て頑張ります。
そして、みゆきさんのコンサートの日には、
今のわたしでないわたしになって見ようと思います。」
と綴っていました。
この葉書を書いた少女に向けて贈った中島みゆきの言葉とは・・・
『日本中で今のこの番組を聴いてる人…、
誰が一番醜く見えるかわかると思います。
このハガキをくれたあなた、それくらいのことが分かる人は
日本中にイッパイいると思います。
今あなたの周りにいる学校の、そういうことを言う、
あなたを傷つけた仲間だけが人間だと思わないで欲しいと思います。
これからいろんな人に逢っていくと思います。
世の中狭く見ないでくださいね。
女の子は、金さえかければある程度美人になれると私は思います。
顔ってのはいくらでも造れます。金さえかければ…。
でも、金かけてキレイになれないものもあると思います。
コンサートの日には、あんたのままの、あんたでおいでよね・・・』
苦しい胸の内を打ち明けた子供に、ストレート勝負で答えてあげられる言葉を持ってる大人って、そういないと思います。どう感じるかは、本人の感性なので・・・
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