もし、自分が明日死ぬかもしれない、死ぬとなったらどうでしょう。
今ある何げない当たり前のような幸せに感謝するかもしれません。
日本語の言葉には母音が必ずついていますが、少し違った角度から、母音のあ・い・う・え・おのことを話してみます。
「あ」の世界とは、「あの世」を指します。こちら側の世界は「い」の世と呼ばれます。これは仏教用語に由来しています。向こう側を「彼岸(ひがん)」、こちら側を「此岸(しがん)」というからです。
「あ」の世界があると知った「い」の世界の人間は、あまりにも構造が違うので「う」と
唸(うな)る・・・というのが「う」の世界です。
「い」の世界にいる人間は「あ」の世界をなかなか受けいる事ができなくて、否定的な驚きの声を発します。これが「えー」の世界です。
しかし、だんだんと、「あ」の世界の事がわかってくると、驚嘆の表れとして「おー」という言葉を発します。
最優先に存在するのが「あ」の世界で、それに対比して肉体を持っている「い」の世界があって、それに気がついた時に、「うっ」と言って、否定的な「えー」になって、最終的に「おー」と喜びの声になる。
肯定的に受け入れた時の「おー」なのです。
これが日本語の「あいうえお」の語源になったようです。
「おー」
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