今から、一七、八年前になると思います。
めちゃくちゃ寒い日に、店の暖房がぶっ壊れました。
その店には、ストーブというものは無く、ただただ寒さをしのぐばかり。
やがて、昼をすぎると、なにやら眠くなってきました。
当時スタッフは、3,4人いたと思います。
みんな眠気に襲われるのです。
やばい!
死の予感・・・
あわてて、友人の電気屋に電話をかけ、在庫のストーブを持ってきてくれと頼みました。
人間寒さの中に長くいると、ほんとに眠くなってくるのです。
低体温症というのがありますが、決して雪山や春先の山の中で起こることではありません。
美容室の中でも起こります(笑)
ようやく、ストーブがやってきて、灯油も配達してもらい、事なきを得ますが、
そのストーブ、いまだに現役で、うちの店で暖を取ってくれています。
そう、店の真ん中にある、あのストーブ、
めちゃくちゃ丈夫です。
ただ大飯ぐらいです。
しかし、良く暖まります。
最近では、温風ファンヒーターなどの暖房器具が色々ありますが、
どれも長持ちしません。
特に、美容室では。
いかなるライバルにも負けなかった、大飯ぐらいのうちのストーブは、
おそらく、これからも一生現役を続けてくれる気がします。
省エネが叫ばれていますが、なぜかこいつだけは手放せません。
うちの店にも良くあうし、たくましい(笑)
しかし、店内から裏の部屋に入るとそこは、一気にツンドラ地帯
いてつく寒さの中、15年近く辛抱してきました。
その昔、寒さと、貧乏には強くなれ!
と、いわれたせいでしょうか。
ストーブを買うことが出来ませんでした(笑)
しかし、本日、めでたく、その呪縛から解き放たれました。
ツンドラ地帯とおさらばです。
暖かな、地中海気候が明日から待っています。
でも・・・
そいつも、多分、大飯ぐらいのような気がします
もう一つ、教えを思い出しました。
「飯を良く食うやつは、良く働く!食わんやつは、大成せん!」
基本的に、大飯ぐらいは、丈夫で長持ちなのかも?
石油ストーブの話ですよ(笑)
人間は、腹七分がいいそうです。
そうすれば、丈夫で長持ちになれるかも
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