世界三〇ケ国回った
「地球はまあるいよ」の著者、河本ぼあらさんの言葉です。
彼女は世界三〇ケ国を回って、三〇〇日ぶりに日本へ戻ってきたとき
近くの川岸を朝早く通ってると緑の木々が鏡のように映りこんでいて
「ニュージーランドみたい!」
と目をみはったのだそうです。
ずっと慣れ親しんでいたはずの近所の川辺の美しさに気づく。
彼女は言いました。
「旅に出なければ、同じ景色を見てもそのよさに気づかなかったかもしれません」
世界三〇ケ国を回って、
ずっと慣れ親しんでいたはずの近所の川辺の
美しさにはじめて気づく。
そういうことなのかな。
違う場所に行って、
はじめて“ここ”が見えてくる。
自分とは違う人と出会って
はじめて“自分”が見えてくる。
だったら、自分探しなんてしていたらもったいないかもね。
自分なんてないんだから。
自分は、誰かと出会ってこそ
生まれるものなんだから。
そう思った言葉でした・・・
コメント