今している呼吸が一番いい呼吸

ゆる体操って知っています?

運動科学総合研究所所長の高岡英夫先生が開発した
「ゆる体操」は、
ゆらゆら動き、ムダな力をぬき体をほぐしていく体操です

しかし世の中にあるどんないい呼吸法をやっても、必ず体が固まって
しまうんだそうです。
肩とか背中とか腰とか。

よく「いつもいいこと考えな。悪いこと考えるとろくなことないよ」って話がありますが
そうは言っても時々悪い事が起きたりしますよね。
考え方なんて僕も言っていますが、そうも言っていられない(笑)

ところで

落語家のしのすけさんという人がいますが、その方が落語のCDで言ってたんですが、
人間が早死にする原因って、ストレスじゃないんですって。

悪いことを考えると脳に悪い物質が出てきて、
その悪い物質のせいで早死にするらしいんですね。

よく精神世界のお話で、
「幸せって、どこ探してもないんだよ。だって、いま生きていること以上に幸せなことは何もないから」 というのがありますが、ほんとかよって思ったりしまいます。

そこで「呼吸法」に戻りますが、
どんないい呼吸法をやっても、必ず体が固まってしまうのはなぜか?

それは・・・

「いましている呼吸が一番いい呼吸だから」

だそうですよ

人は無意識に呼吸をしていますが、その呼吸はいまの自分の体でベストな呼吸法なの だそうです。
もちろん、体が固い人よりも、体がゆるんでいる人の方が呼吸が深いので、そういう 意味でゆるんでいる方がいい呼吸と言えるのですが、

「あなたの体で最高の呼吸をあなたはしている」

つまり、
「私たちはみんな呼吸の達人」なんだそうです。

仮に、最高の呼吸をしていない人がいたとしたら、
その人は・・・・・・・・・・・・「まもなく息絶える」そうです。
全身の六〇兆の細胞に、酸素や栄養分を行き渡せるのは、並大抵のことじゃないみたいです。

「いまが幸せ」って、これに似てると思うんですね。

周りの環境や自分の考え方によって、自分の生き方はいろいろ違ってくるにしても、
自分が置かれている状況の中で、きっといまはいちばんいい生き方をしているんでしょうね。

けど、体がゆるんでくればもっといい呼吸ができるように、
不安や否定的な感情を一つ一つ取り除いていけば、
「もっといい」生き方ができるのも事実なんでしょうね。

そして、「もっといい」生き方ができる人が気づくことが、
「何事も起きず、淡々と過ぎていく日々がどれだけありがたいか」ということなんでしょうね。

他にも例えば、こんなことを気づく人がいるんじゃないでしょうか。
「人に迷惑をかけないで、誠実に生きることがどれだけ尊いことか」
「いい人と結婚して、子宝に恵まれて、生活することがどれだけありがたいことか」

やっぱりばあちゃんは正しかった(笑)

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