転んでも起き上がる

かたやまは、自分の自伝記を書いていますが、そのタイトルは、「ダルマ」

ダルマになぜしたのかは、自分の生い立ちの中で最終的に一番しっくりきたからですが、本来は違う本のタイトルでした。

自分の体験が誰かのためになればと思って書いた内容でした。

自分は、自分の人生は全て選択の結果として思っているので、伝えられることは全部書き出した著書でした。

ここからは、ダルマ大使の話になります。

悩みというのは、人間の本質的な経験の一部です。私たちは日々の生活の中で多くの選択や状況に直面し、それらに対する反応や解決策を考えながら生きています。そのため、悩みは人生の自然な側面といえるでしょう。人が何に悩むのか、そしてなぜ悩むのかを考える際、仏教の教えや達磨(ダルマ)の哲学が役立つかもしれません。

まず、仏教における悩みは「苦」という概念に近いものです。ダルマの教えによれば、悩みの根本的な原因は執着にあります。私たちは、自分が望むものや避けたいものに対して強く執着する傾向があります。例えば、富や成功、愛情、安定などの欲望にとらわれ、それを手に入れようとする一方で、失敗や不安、孤独といったものを避けようとします。このような執着が、私たちに苦しみや悩みをもたらすのです。

ダルマの思想では、人間は変化するものに固執しないことで心の平安を得ることができるとされています。全てのものは無常であり、常に変化し続けます。それにもかかわらず、私たちは変わらない状態を求めてしまいます。例えば、永遠に続く幸福や関係、安定した収入や健康を求める一方で、それが変化したり失われる可能性に不安を感じるのです。しかし、ダルマはこうした不安や悩みから解放される道を示しています。それは、現実をありのままに受け入れ、変わりゆくものに対して過度に執着しない心の在り方です。

また、悩みは人間関係からも生じることが多いです。私たちは他者との関係の中で、自分自身の価値や存在意義を見出そうとします。しかし、他者の期待や評価に応えようとするあまり、自分を見失い、心の中に葛藤が生まれます。このような状況では、自己と他者とのバランスを見つけることが必要です。ダルマの教えにおいては、他者への過度な依存を避け、自分自身の内なる声に耳を傾けることが推奨されています。これにより、外部からの影響に振り回されず、自分自身の道をしっかりと歩むことができるようになります。

さらに、現代社会においては情報過多やスピード感のある生活が悩みを引き起こす要因となっています。SNSやインターネットを通じて常に情報にさらされ、他者と比較する機会が増えることで、自分自身に対する不安や焦りが増大します。このような環境下では、ダルマの教えが示す「自己を知る」ことが重要です。自分が何を望んでいるのか、どのような価値観を持って生きたいのかを明確にすることで、外部からの影響に左右されず、自分らしい生き方ができるようになります。

最後に、ダルマの教えは「心の清浄」を大切にしています。悩みが生じる原因の一つに、心が乱れることが挙げられます。私たちは日常の中で多くの刺激やストレスにさらされ、心が混乱し、焦りや不安を感じます。このような状態を和らげるためには、心を静めることが必要です。瞑想や自己反省、あるいは自然の中での静かな時間を過ごすことは、心の清浄を保ち、悩みを軽減するための有効な手段となります。

結論として、人はさまざまな理由で悩みますが、その根本にあるのは欲望や執着、そして変化に対する不安です。ダルマの教えに学ぶことで、私たちは悩みから解放され、心の平安を見つける道を歩むことができるかもしれません。悩みは避けられないものですが、その悩みをどのように受け止め、乗り越えていくかが、私たちの人生の質を大きく左右するのです。

ダルマさんの教えも大切です。

かたやまが思うのは、どんな教えも自分の腑に落ちなければ無駄になるので、ただ知識ばかり身に付けてもそれは頭でっかちになるので、「腑に落ちる」感覚は大切にしたほうが良いと思います。

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